いびきが酷い。呼吸が止まっている。…
ご家族からそんな指摘をされたことのある方はいませんか?
口蓋垂が長くて太い方、後口蓋弓が低いところから始まって内側にある方、粘膜幅が広くて咽頭後壁の面積が狭い方、そしてアデノイドと扁桃肥大になっているなどの方は、特にいびきをかきやすい傾向にあります。
そうなってしまうのは、鼻の病気や口呼吸が原因で、睡眠時無呼吸症候群であると診断された場合には、手術が必要になることもあります。
快適な睡眠は、高いQOLを維持するためには欠かせないものです。日中の眠気、起きた時の不快感や頭痛がある方は、一度検査を受けておくことをお勧めします。
頭の位置によってめまいが起きる、
もしくはめまいの症状が強くなる場合、これを「頭位性めまい」と呼んでいます。
ほとんどの場合は内耳(特に三半規管)の障害によるもので、治療によって回復していきますが、場合によっては脳腫瘍が原因になっていることもあります。
そのため、治療を続けていてもなかなか改善されない場合は精密検査を受けるようにしましょう。なお、急なめまいに襲われた時は、すぐに安静にしてください。
お口の中はいろいろな痛み症状がでてきます。
無理をせずに適宜しっかり治療を行っていきましょう!
ほとんどの口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるもので、直径数ミリ程度の円形で、中心部が白く周辺が赤くなります。
そのまま放置しておいても治ることが多いのですが、何度も繰り返したり酷くなったりすると、痛み・肩こり・リンパ節の腫れなどを引き起こすこともありますので、気になるようでしたら受診して、薬を処方してもらうようにしましょう。
この病気は、ヨーグルトのような白いものができたり、赤くただれたりして痛みます。
症状は口内炎とよく似ているのですが、原因はカンジダと呼ばれるカビですので、お口の中を清潔に保ち、必要に応じて薬も使用して治療を進めていきます。
舌全体の味覚が低下することもあれば、一部だけ、もしくは片側だけ味覚を感じなくなることもあります。
また、場合によっては、本来とは違う味覚に感じるということもあります。
亜鉛不足が原因になっていることが多く、サプリメントや食事改善によって治療することになります。
車、バス、電車、船、飛行機…酷い乗り物酔いに悩まされている方はいませんか?
揺れは耳の中にある三半規管と呼ばれる器官で感知しているため、耳鼻咽喉科では乗り物酔いの方の診察も行っています。
乗り物酔いは、頭の位置と視覚情報のズレによって発生しますが、慣れや対処法を身につけることで解消できることもあります。
また、寝不足や空腹の時は特に乗り物酔いになりやすいため、そういった状況を避け、さらに酔い止めも活用しましょう。あまりに症状が酷い方は、脳や内耳に異常がある可能性がありますので、念のため検査を受けるようにしましょう。